被災地能登の2つの自治体で来春町長選挙 いずれの町も現職が再選出馬を表明
来年4月に任期満了となる中能登町と能登町の町長選挙について、2つの町でそれぞれ現職の町長が出馬する意向を表明しました。
13日に開かれた中能登町議会の一般質問。現職の宮下為幸町長は来年春の町長選挙に出馬する意向を示しました。宮下氏は2021年の町長選で初当選、来年の町長選では再選を目指します。
宮下為幸 町長:
「こんな時に逃げたらいけないとも言われましたし職員一丸となっていろんな責任を感じながらこれから4年間やっていかないといけないと感じています」
一方、能登町でも。
大森凡世 町長:
「わたくしの所信であります真心をもって、皆さんの声に耳を傾け元気で笑顔溢れる町にしていく」
前回5000票余りの大差で初当選した現職大森凡世町長が再選を目指し来年の町長選に出馬すると表明。大森氏は「復旧復興が始まったばかりで町政運営を投げ出すわけにはいかない」と意気込みました。
中能登町では来年3月11日に告示、選挙戦となれば16日に投開票。能登町では来年3月18日に告示、選挙戦となれば23日に投開票が行われます。