2023年分の確定申告の受け付けが始まりました。

地震の発生を受けて申告期限の延長などの措置がとられています。

きょうから始まった確定申告。

県内では金沢市や小松市など5つの市に窓口が設けられていますがこのうち、輪島市では、地震の影響で輪島税務署が利用できず奥能登行政センターに窓口を移しています。

地震の発生を受け、県内に住民票があれば申告と納付の期日が申請をせずに延長できる特別措置が取られています。

金沢税務署・前田美樹副署長：
「申告期限納付期限ともに延長されてますので状況が落ち着いてからお手続きいただくことをおすすめします。」

一方、珠洲市では税理士などによる相談会が行われました。

北陸税理士会などが開いたもので税理士ら6人が地震の影響で税の申告が難しい人や事業の継続に向けて金融支援を必要とする人などの相談を受けました。

北陸税理士会・瀬戸順一会長：
「住宅に被害があったことに関していうと、雑損控除ができますので、普段確定申告なさらない方でも一度は税金に関する相談をされてもいいのでは。」

相談会は、来月1日と8日にも珠洲市など3つの市町で行われます。