被災した事業者の復旧・復興に向けた資金繰りを支援する動きです。
七尾市内に「能登産業復興相談センター」が設置されきょう、開所式が開かれました。
七尾商工会議所に設けられた「能登産業復興相談センター」。
中小企業庁が設置した公的機関で被災した事業者の復旧・復興に向けた資金繰り支援を行います。
きょうの開所式では中小企業庁の須藤 治長官が「これまでの融資の返済が重荷となって事業再建の意欲が挫かれることがないよう二重債務問題への取り組みが最重要課題」と挨拶しました。
政府は、二重債務問題への対応のため先月29日、県や金融機関などと共同で総額100億円規模の「能登半島地震復興支援ファンド」を設立。
相談センターではファンドによる債権の買い取り支援なども行うということです。
相談センターではファンドによる債権の買い取り支援なども行うということです。
県産業創出支援機構・新古哲也 センター長：
「重荷になっている負債を少しゆっくり返済していただけるように計画を組むことで復興が可能であればそういう選択肢もある」
相談は原則無料で平日の午前8時半から午後5時15分まで受け付けています。
