被災した高校生に学習の場を 学生ボランティアも加わり能登の母校からオンライン授業も
被災した高校生の学習の機会を確保するため金沢市に学びの場が用意され、対面の授業などが行われています。
県の教育委員会では奥能登の被災地から離れて避難生活をしている高校1・2年生を対象に、今月2日から県文教会館を会場にした学習の場を設けています。
ここでは在籍する高校のオンライン授業や教員による対面授業が行われていて、きょう午後は高校2年生25人が出席し数学の授業が行われました。
また、金沢大学の学生ボランティアも参加し、生徒からの質問に答えるなどして授業の進行に一役買っていました。
輪島高校松村慎教諭:
「十分な授業もできていないが一歩一歩前に進んでいるという意味でこういう場を提供してくださっていることに 関しても感謝の気持ちでいっぱいです」
県文教会館での授業は来月15日まで行われる予定です。