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【速報】「ちょっとでもお手伝いできたら…」珠洲市で災害ボランティアの受け入れ開始

2024年2月3日 12:00
【速報】「ちょっとでもお手伝いできたら…」珠洲市で災害ボランティアの受け入れ開始
能登半島地震は発生から34日目です。甚大な被害を受けた石川県珠洲市では、災害廃棄物の片づけを進めようと、災害ボランティアの受け入れが始まりました。川上耕平記者の報告です。



NNN取材団 川上耕平記者
「珠洲市の社会福祉協議会、災害ボランティアセンターの前からお伝えします。災害ボランティア14人を乗せたバスは、今から約30分前に到着し、センターの中でボランティアに対する説明が行われた後、それぞれが作業に使う道具を持って出発しました」

ボランティアは3日、午前6時ごろに金沢市内に集まり、バスに乗り込みました。珠洲市では断水が続き、ボランティアが宿泊できる場所がないことなどから、県が用意したバスで金沢から入り、日帰りで作業を行います。

今回のボランティアの募集は、1月31日の正午から始まり、6分で定員に達したということです。

岐阜から参加の女性
「私自身が珠洲市がとても大好きで、住民がとても大変な思いをしている。ちょっとでもお手伝いすることができたら」

滋賀から参加の男性
「ボランティア初めてです。できることを精一杯やりたい」

初日の3日は、被災した住宅1軒で、割れたガラスなどの危険物を取り除き、生活空間の確保を目指すということです。9日までの第1陣として、日替わりで毎日およそ15人が派遣される予定です。県は、「道路状況や安全の観点から、個人個人で能登に入ることは控えてほしい」としています。

被災した住民の生活を取り戻すためには、長期的、継続的な支援が求められています。
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