石川・七尾市能登島「向田の火祭」 伝統の祭り開催へ準備着々 きょうは主役登場
七尾市能登島で開かれる「向田の火祭」は燃え上がった高さ30メートルの松明が倒れる方向で豊作や豊漁を占う夏祭りです。
26日、会場となる広場には地元の住民たちが協力し祭りの主役となる、松明を立てていました。
祭りの開催をめぐっては、地震の影響により町内でも意見が割れましたが地域の若者たちで作る壮年団を中心に少しでも早く日常を取り戻し、復興を祈願したいという思いが強かったことから今年も例年通り開催することになりました。
向田壮年団・梅田 耕輔 団長
「能登島も頑張ってるし、自分たちも頑張ろうという思いが少しでも伝わったりしてその人たちがそうやって元気になってもらえればいいなという思いがあります」
「向田の火祭」は27日午後8時半ごろから松明に火がともされる予定で観光客も例年通り受け入れるということです。