珠洲と能登の被災中学生 大きな荷物手に金沢に…これから2か月の集団避難生活へ
能登半島地震から21日目。
珠洲市と能登町でも中学生の集団避難が始まり、21日午後に金沢市内の施設に到着しました。
県教育委員会によりますと、集団で避難した中学生は珠洲市の102人と能登町の40人の合わせて142人です。
生徒たちは午後、奥能登から100キロ以上離れた金沢市の医王山スポーツセンターに到着し、大きな荷物を手に施設へと入りました。
避難した生徒たちは1か月から2か月程度この施設に滞在しながら授業を受けることになります。
県教委生涯学習課新谷貴晴課参事:
「子どもたちの学習と生活を支えますので、生徒の皆さんには、安全安心に過ごしていただきたいと思っています」
また、こちらでは生徒たちのケアをする養護教諭も配置され、必要に応じてスクールカウンセラーの配置も検討するとしています。