「お見舞い遅れて申し訳ありません」馳知事が被災地で手を合わせ…哀悼の意
能登半島地震の発生から20日目。
被害の復旧状況を確認するため、馳知事は奥能登の被災地を視察しました。
馳知事が最初に訪れたのは震度6強を観測した穴水町。
今も100人以上が身を寄せる避難所で、要望などを聞き取りました。
そして、土砂崩れにより16人が亡くなった由比ケ丘地区の現場にも立ち寄り、吉村町長から当時の状況などを聞いた後、手を合わせて哀悼の意を表しました。
その後は能登町に入り、津波や火災に見舞われた白丸地区を視察。
避難所となっている公民館では…
■知事「どうもお見舞いが遅れて申し訳ありませんでした」
■馳知事「七尾、中能登、穴水でも大丈夫なところもございますので、そこを中継点にして、復興の作業をしていただく業者の皆さんの拠点が必要だなと改めて実感を致しました」
県内では1.5次避難所なども合わせ、1万6000人以上が避難生活を続けていることから、馳知事は仮設住宅の準備を加速させる考えを示しました。
一方、気象台によりますと県内は21日に雨の予報となっています。
21日午後6時までの24時間に降る雨の量はいずれも多い所で加賀・能登ともに40ミリと予想されています。
特に能登では地震の影響で地盤の緩んでいる所があり、気象台は21日朝から夜の始め頃にかけて土砂災害に注意・警戒するよう呼び掛けています。