×

被災後コロナ感染した珠洲市の女性死亡 避難所での感染対策課題に

2024年1月23日 19:29
被災後コロナ感染した珠洲市の女性死亡 避難所での感染対策課題に

地震の後小学校に避難していた珠洲市の80代の女性が、新型コロナウイルスに感染し、亡くなったことがわかりました。

珠洲市の飯田小学校に避難していた比古咲きみ子さんは、1月16日に87歳で亡くなりました。県によると被災した方が新型コロナで亡くなるのは初めてで、7日に持病の診察で訪れた金沢市内の病院で感染がわかり、専用病棟に入院していました。

■亡くなった女性の長女
「飯田小学校も(衛生管理について)徹底して指導しながら、皆さんきちんとした生活をしていた。あっけなくいってしまったのはちょっと寂しい」

避難所では、新型コロナやインフルエンザの感染対策が課題のひとつです。飯田小学校の避難所には23日、日赤の医師らが診察のブースを設けました。避難生活のストレスで持病が悪化しないよう対応していきたいとしています。

テレビ金沢のニュース