ウクライナ選手も支援 バスケ金沢武士団が避難所となった練習拠点で炊き出し
七尾市を拠点とするプロバスケチームの金沢武士団が現在、避難所になっている練習拠点の体育館で炊き出しを行いました。
トラックの荷台から続々と段ボールを運び出していたのは金沢武士団の選手たち。
練習拠点の田鶴浜体育館は元日の地震の後、避難所になっていて、チームでは食糧などの支援を行うことを決めました。
選手たちの中には、おととしウクライナから避難して加入し、現在は別のチームに移籍しているヤキブ・ティトブ選手の姿も。
■ヤキブ・ティトブ選手
「日本人はウクライナやウクライナ人を助けてくれた、感謝している。(ウクライナと)同じような状況なので助けになりたいと思ってここに来ました」
武士団の選手らとともに温かい料理を作り避難所の人たちに振るまいました。
■避難している高齢女性
「温かい食べ物食べたらちょっとは現実忘れるというか」
■避難している男性
「本当にありがたいです。元気出ます」
チームでは「こうした取り組みは地元への恩返し。これから元気を与えるようなプレーをしたい」と話していました。