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能登の伝統魚醤「いしり・いしる」が地域ブランド保護制度に認定

2024年3月28日 11:54
能登の伝統魚醤「いしり・いしる」が地域ブランド保護制度に認定

地域ブランドを保護する制度、GI=地理的表示に、能登の伝統的な発酵調味料「いしり・いしる」が認定されました。

能登で古くから作られている「いしり」「いしる」は、イカの内臓やイワシ、サバを原料とする醤油に似た風味を持つ「魚醤」のひとつです。
今回、「いしり・いしる」が認定されたGI=地理的表示は、国が定めた地域ブランドの保護制度で、名称が知的財産として保護され、ブランド力の向上につなげる取り組みです。

県内では、「加賀丸いも」「能登志賀ころ柿」に次いで3例目です。
元日の地震で被災した生産者も多く、生産者で作る協議会の会長の船下智香子さんは、「悲願の認定で大変うれしい。復興の足掛かりにもなり、能登の大切な食文化を未来へつなげていきたい」と、話していました。

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