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珠洲市の土砂崩れ現場で遺体発見 安否不明となっていた男性か、地震発生から38日

2024年2月7日 16:10
珠洲市の土砂崩れ現場で遺体発見 安否不明となっていた男性か、地震発生から38日
能登半島地震で土砂崩れが起きた珠洲市で、安否が分からなくなっていた65歳の男性とみられる遺体が見つかりました。

NNN取材団 岩本泰平アナウンサー
「きのう男性の遺体が見つかった場所を中心に、重機などで掘り起こし、まだ見つかっていない女性の捜索が続けられています」

消防によりますと、6日午前10時半ごろ、珠洲市仁江町の土砂崩れ現場で、捜索活動にあたっていた隊員が男性の体の一部が土砂に埋もれているのを見つけました。男性はおよそ30分後に救出されましたが、その場で死亡が確認されました。

亡くなったのは、中谷春一(なかや・はるいち)さん(65)とみられています。中谷さんの妻・りう子さん(66)も安否がわかっておらず、消防などが捜索を続けています。

中谷さんの義理の息子で、元日を中谷さんらと過ごしている際に妻と3人の子どもを亡くした大間圭介さんはテレビ金沢の取材に対し「良かったという言い方がいいのか分からないが、発見してもらって良かった」と話しました。また、りう子さんについて「早く見つかってほしい」と話しました。

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