石川県内の公立高39校で卒業式 被災地では校舎使えず学校以外の場所での式典も
県内の多くの高校ではきょう卒業式がピークを迎えています。
このうち、元日の地震で大きな被害を受けた輪島市の門前高校の卒業式では、地震の犠牲者に黙とうがささげられました。
市外などに避難している3年生もいますがきょうの式には12人全員がそろって出席。
一人ひとりに卒業証書が手渡されたあとそれぞれ、卒業に向けての思いを語りました。
卒業生の言葉:
「震災前のあのころに戻りたいな。それが今の私の正直な気持ちです。」
「私を含めみんなの人生がこれからも続いていきます。」
「希望をもってみんなで助けあいながら復興に向けて一歩一歩前に進んでいきましょう。」
県内の公立高校ではきょう39校で卒業式が行われる予定で能登の一部の高校では校舎が使えないことなどから学校以外の場所で式を行うということです。