半年ぶりに”輪島”で"朝市" 復興の目途がたつまで毎日営業!
半年ぶりに、輪島にオレンジ色のテントが並びました。
地震の影響で商売の場を失っていた輪島市の朝市組合のメンバーたちが、初めて地元のショッピングセンターで市を開きました。
午前8時すぎ。
出店の準備を進める朝市組合のメンバーたち。
輪島市のショッピングセンターの一角で10日から出張輪島朝市が始まり、半年ぶりに、地元にオレンジ色のテントが並びました。
冨水長毅 組合長:
「とにかく私は輪島で一日でも早くこのような出張朝市を開催できることを案じていました」
「元気な朝市組合の姿を見ていただけたらなと思っておりますのでみなさんよろしくお願いします」
「あすに向かってがんばろー!頑張ろう!頑張ろう!」
地震後、金沢市などで開かれていた出張朝市には、交通手段のない高齢の組合員などが参加できないことが課題となっていて、これまで組合では、なんとか輪島で開催できないか模索してきました。
そして今回、ショッピングセンターが場所を提供してくれたことで、地元での開催が実現。
出店した40店舗ほどのうち、10店舗ほどが、地震後初めて、営業することができたということです。
「元気やった?」
「元気やったよ」
出店する人も、訪れた人も、笑顔があふれていました。
「みんなと並ぶのは初めてや地震以来」
「みんなの店が並んどるのがすごくうれしい」
「うれしいねみんなの顔みられるしうれしいです」
「楽しいです」
「いつもこんな感じだったんですよね朝市でやっているときは」
「懐かしい感じが」
この出張輪島朝市は、朝市の復興の目途がたつまで、「輪島ワイプラザ」の営業時間に合わせて午前9時から午後6時まで開かれる予定です。