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長期で居住可能な”熊本モデル” 輪島市で仮設住宅の建設作業本格化

2024年3月29日 18:36
長期で居住可能な”熊本モデル” 輪島市で仮設住宅の建設作業本格化
能登半島地震からまもなく3か月です。
県内各地で復旧に向けた動きが進むなか、輪島市ではきょうから仮設住宅に断熱材を入れる作業が始まりました。

NNN取材団・石橋幸典 記者:
「仮設住宅の建設作業が進められています」

輪島市里町では、今月着工した仮設住宅の建設作業が本格化し、きょうから、断熱材を入れる作業が始まりました。
断熱材は「デコスファイバー」と呼ばれるもので新聞紙をリサイクルしてできていて断熱や防音など居住性を高めることができるといいます。

工事責任者:
「断熱材は能登の気候にも対応している」
「早く入居できるように建設頑張る」

また、今回の仮設住宅は2016年の熊本地震で採用された「熊本モデル」と呼ばれるもので、プレハブ型のものより建設に時間がかかりますが、頑丈なため仮設住宅としての2年間の入居期限が過ぎたあとも、市営住宅に転用するなどし、長期的に住み続けることができるということです。

地域住民:
「入ればいいなと希望しています家の再建は厳しいので、ずっといれたら」

仮設住宅は、単身用から家族向けまで3種類の広さのものがあわせて100戸が用意され5月以降に入居が始まる予定です。

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