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薬物乱用県内の現状は… “オーバードーズ”20代が最多

2024年7月23日 19:12
薬物乱用県内の現状は… “オーバードーズ”20代が最多

 若年層が市販の薬を過剰に摂取する「オーバードーズ」などの薬物の乱用が社会問題になっています。関係機関や団体が対策について話し合う会議が鹿児島市で開かれました。

 県庁で開かれた会議には、県や警察、10管本部などの関係機関が出席しました。

 県内では令和5年、大麻犯罪で39人が検挙され、このうち20代以下は31人と全体の8割を占めました。若年層の乱用の拡大が懸念されています。

 また近年、全国的に若年層の間で市販の薬を過剰に摂取する「オーバードーズ」が社会問題となっていますが、鹿児島市での実態について説明がありました。

 こちらは医薬品の過剰摂取が原因と疑われる救急搬送の数です。年代別にみると令和2年は30代の割合が一番多くなっていますが、令和3年以降は20代が最も多くなっています。また、令和5年1月から6月までの半年間では102人が救急搬送されていて、女性が7割を占めています。

 県は若年層をターゲットにSNSやインターネットを活用して、薬物乱用による悪影響や正しい知識について啓発活動を行っているということです。

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