川内原発1号機 14日から定期検査へ 7月4日運転開始から40年超え“運転延長期間”に
九州電力は6月14日から川内原子力発電所1号機の定期検査を行うことを発表しました。1号機は定期検査中の来月4日に運転開始から40年を超え運転延長期間に入ることになります。
九州電力は14日から約3か月間、川内原発1号機の定期検査を行うことを発表しました。法令に基づき13か月に1度行われるもので、発電を停止し120項目の検査を行うほか157体ある燃料集合体の一部を新燃料に取り替えます。また、外部電源の信頼性を確保するため進めている、受電回線の増設や高台への設備の移設に関する工事も行われます。8月29日に発電を再開し9月25日に通常運転に復帰する予定だということです。
川内原発1号機は7月4日に運転開始から40年を迎え、去年、原子力規制委員会が認可した20年の運転延長の期間に入ることになります。なお、川内原発2号機の定期検査は9月中旬を予定しているということです。