地方創生に役立ててもらおうと県内の企業が「企業版ふるさと納税」を使って出水市に寄付金を贈呈しました。

　出水市に「企業版ふるさと納税」を使って寄付金を贈呈したのは鹿児島銀行です。鹿児島銀行は地方創生事業に活用してもらおうと自治体へ寄付しています。

　14日行われた贈呈式では鹿児島銀行の坂之上常務執行役員から出水市の椎木市長に寄付金600万円の目録が手渡されました。また、出水市からは鹿児島銀行に感謝状が贈られました。

　寄付金は農産物の直売所が連携して行う新たな商品開発やデジタル産業に向けた企業の誘致などに活用されるということです。

(鹿児島銀行坂之上久之常務執行役員)
「かなり熊本に台湾の方が流入しているが、あのような流れでこちらにもお金を落とす流れを作って頂ければ」

(出水市椎木真一市長)
「TSMCが熊本に進出しているのでそちらの経済効果を出水にも持ってこれるような活動にも今後力を入れていきたい」

　昨年度、出水市には企業版ふるさと納税を使った寄付金が総額640万円贈られたということです。