11日に肝付町で開幕した県内初の女子プロボウラーによる大会は、決勝戦が12日に行われました。賞金総額は1000万円。初代女王の座に輝いたのは？

　肝付町で開幕した県内初の女子プロボウリングトーナメントのシーズン開幕戦。昨シーズンの上位36人の女子プロボウラーが出場し、初代女王の座と賞金総額1000万円をかけて争いました。

　決勝は、2年連続ランキング1位の中島瑞葵プロを準決勝で破った坂本かやプロと、予選14位通過から勝ち上がってきた姫路麗プロの一騎打ち。

　先攻、姫路プロは序盤から波に乗れない状況が続きますが、一方の坂本プロは5連続ストライクなど好調の滑り出し。ベテランの姫路プロからのプレーシャーを受けながらも冷静に勝負を進め、初代女王の座を獲得。最後の投球は、多くの拍手とともに栄光を勝ち取りました。

（永山コパボウル・坂本かやプロ（25））
「2025年の開幕戦ということもあり、優勝だけを目指して頑張ってきた。素晴らしい結果で終えることができ、鹿児島の皆様にもたくさん応援していただけてうれしかった」

　坂本かやプロは通産7回目の優勝です。