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お客さんは“保護者” 3年間学んだ技術と感謝伝える特別サロン 鹿児島城西トータルエステティック科

2024年12月3日 19:00
お客さんは“保護者” 3年間学んだ技術と感謝伝える特別サロン 鹿児島城西トータルエステティック科
 丁寧にネイルのケアを施すのは美容について学ぶ高校生たち。お客さんは保護者です。3年間学んだ技術と感謝の気持ちを伝える特別なサロンが開店しました。

(間世田桜子キャスター)
「日置市の城西高校で、感謝のビューティーサロンが行われました。卒業を控えた3年生が保護者を感謝の気持ちをおもてなしで伝えます」

 日置市の鹿児島城西高校で開かれた感謝のビューティーサロン。

 トータルエステティック科3年生21人が迎えたお客さんは保護者です。手をもみほぐしたり、ネイルのケアを施します。

 普段はなかなか話すことのできないことも、今日は特別。親子水入らずの時間です。

(母親)
「すごく気持ちいい。普段の疲れが取れる。こんなのできるようになったんだと嬉しい思い」
(生徒)
「こんなに話すことはあまりないので、聞けて嬉しい。3年間学んできたことの集大成だと思うので、しっかり自分がしてきたことを発揮できるように準備してきた」
(母親)
「こんなことが言えるようになって…びっくりです」

 娘の成長を感じる、特別な時間になりました。

 こちらの女性。生まれて初めてのネイルを孫にしてもらうといいます。

(祖母)
「お声がかかったので喜んできました。この前産まれたと思ったのにもうこんなに大きくなっちゃって。一番上の孫なので、感無量」

 普段はネイルをする機会がないというこちらの女性は。

(母親)
「成長が見えて良かった」
(生徒)
「自分の手でお母さんをきれいにできてよかった」
(母親)
「ネイルをする機会がないので、ずっととっておきたい」

 日頃の疲れを癒しリラックスしてもらおうと、全身をもみほぐします。3年間の娘の成長を肌で感じます。

(母親)
「3年間大変なこともたくさんあったが本人が一生懸命頑張ってきて今があるので3年間よく頑張ったなと思う」
(生徒)
「3年間、高い学費を払ってエステ科に通わせてくれてありがとう」
(母親)
「本当によく頑張ったと思う」

 普段はなかなか言えない感謝の気持ちを伝えた生徒たち。
 
 来週からはじまる認定エステティシャンの試験を前に、保護者の笑顔が大きな力になりそうです。
最終更新日:2024年12月3日 19:22
鹿児島読売テレビのニュース