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“昭和100年”高校生が老舗店舗100店を取材しSNSで発信 食リポにも挑戦 鹿児島情報高校

2025年3月10日 19:21
“昭和100年”高校生が老舗店舗100店を取材しSNSで発信 食リポにも挑戦 鹿児島情報高校
 2025年の今年は昭和100年にあたります。令和の高校生が、昭和から続く県内の老舗飲食店100店を取材し、SNSで発信する取り組みを始めました。

 授業の一環で学校を出発したのは、鹿児島情報高校・情報処理科の生徒たち。有江那奈さんと鮫島空心さんは、学校の近くにある「やなぎ饅頭」を訪れました。

(取材交渉の様子)
「(生徒)きょうは取材させて頂きます。(店主)はい。よろしくお願いします」

 許可がもらえたので早速、取材開始。昭和48年から50年以上地域に愛されている理由を高校生の目線でインタビューします。

(取材の様子)
「(生徒)創業時から大切にしていることは何ですか?(店主)地域の方が喜んでもらえる、ほっとできっる商品を提供できればいい」

スマートフォンで試食の様子も撮影しました。

(やなぎ饅頭・柳田信弘さん)
「創業50年過ぎる中で(情報高校の)生徒も来ているが、こんなにフレンドリーにインタビューされたのは初めてです」

(鹿児島情報高校2年 有江那奈さん)
「昭和100年で、お店の歴史や商品のことで初めて知ることができました。勉強になったので楽しかったです」

 昭和100年にちなんで、昭和から続く県内の老舗店100店を取材する令和の高校生。鹿児島市の照国神社近くにある三平らーめんへ。三平らーめんは昭和45年から続く黒みそラーメン発祥のお店。店内には、著名人のサインもたくさん飾られています。

(取材の様子)
「(生徒)大変だと感じたことはありますか?(店主)長年やっているお休みが取れない。ラーメンのスープには毎日、塩を入れないと腐ってしまう(生徒)へーそうなんだ」

(記者)
「美味しい香りが漂う三平らーめんです。これから2人が食リポに挑戦します!」

(食リポする生徒)
「濃いけど優しい味で、今まで食べたことがない食感で、山芋の粘り気があっておいしいです」

(インタビュー 三平らーめん・一宮光夫店主)
「高校生が鹿児島に興味を持って、発信してくれるのはうれしい。食は体、健康につながっている。鹿児島を大切にして(鹿児島の魅力を)伝えてほしい」

(鹿児島情報高校2年 橋口優乃さん)
「店長がやさしいし、お店の雰囲気もよくて、初めて来た人でもなじみのあるほっこりする感じで、また来たいと思うお店でした」

 昭和の時代から長年愛される店を取材した高校生。その魅力を発信するのは、SNSです。スマートフォンを使った動画の編集はお手の物。フォロワーが1万2000人いる鹿児島情報高校の公式インスタグラム「鹿児島盛り上げ隊」で随時アップされます。
最終更新日:2025年3月10日 19:23
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