17日朝早く、鹿児島市の県道で普通バイクを運転していた男性(49)と、横断歩道を歩いて渡っていた男性(86)が倒れているのが見つかりました。接触事故とみられ、バイクを運転していた男性が一時、意識不明の重体でしたが、現在は意識を取り戻したということです。

（磯脇琢磨アナウンサー）
「鹿児島市鴨池の県道20号です。17日朝はやくこちらの交差点で1台のバイクと男性2人が倒れていたということです」

　警察によりますと17日午前5時40分ごろ鹿児島市鴨池の県道で「2人の人が道路上に倒れている」と通行人から警察に通報がありました。

　倒れていたのは鹿児島市宇宿の小学校教諭、穐本浩さん(49)と近くに住む南谷和彦さん(86)で、普通バイクを運転していた穐本さんが横断歩道を歩いて渡っていた南谷さんを避け切れずに、接触したとみられています。

　この事故でバイクを運転していた穐本さんが頭を強く打ち、意識不明の重体でしたが、その後、意識を取り戻したということです。横断歩道を渡っていた南谷さんも病院に運ばれましたが、意識はあり軽傷だということです。

　現場は信号機がある見通しのいい直線道路で、警察が事故の原因を調べています。