鹿児島市で2年ぶり2センチの積雪も 県内各地で大雪…6日明け方にかけ大雪に注意
数年に一度の強い寒波の影響で、県内各地、雪に見舞われ、伊佐市では6センチの雪が積もり、鹿児島市でも2年ぶりに2センチの積雪が観測されました。6日の明け方にかけ再び大雪になる恐れがあります。注意が必要です。
5日朝7時ごろ。北薩、出水市では、雪国のような世界が広がっていました。この冬、一番の強い寒気が流れ込み、薩摩地方には大雪警報が。伊佐市では6センチの積雪が観測されました。
遠くシベリアから冬を越すためにやってきたツルたちにとって、南国での予期せぬ雪は少し残念そう。
おおしゃはぎだったのが子どもたちです。降り続く雪をものともせず、雪遊びを楽しんでいました。
(小学生)
「楽しいです!長年待ち望んだ雪です」
鹿児島市の高台でも大雪が…
(横山あさみアナウンサー)
「鹿児島市牟礼岡。あたり一面銀世界が広がっている。公園のベンチだがこのように手首まで埋まってしまうほど雪が積もっている」
鹿児島市では2年ぶりに2センチの積雪を観測。車を出せず、雪かきに追われる人もいました。
(牟礼岡の住民)
「下手すれば午前中いっぱいかかるかもしれない。水道業なので(連絡が)きたら絶対動かないといけなくなる。でも自分たちが動けませんと言うしかない」
道路の凍結で、仕事に行けなかった人も多かったようです。
(牟礼岡の住民)
「道路がすごい凍っていて仕事に行けなかった。チェーンがなくて、たまたま切れちゃって、ノーマルタイヤで頑張ったが無理だった。牟礼岡みんな休んでいる、きょう」
影響は学校にも…。
(横山あさみアナウンサー)
「休校の吉田南中学校の校庭には、子どもたちの姿はない。雪遊びをした跡や足跡もなく、きれいな雪が積もったままになっている」
5日は、鹿児島市の小中学校13校が休校し、33校が登校時間を遅らせました。バスで通学する生徒が多い吉田南中学校は、路線バスが運休したため休校しました。
(吉田南中学校・河野和一教頭)
「やっぱり安全に来られるということを第一優先に考えての対応だった。4日は3時間目で授業を打ち切って、急いで給食をとらせて安全なうちに帰した」
受験にも影響が出ました。志學館大学が開始時刻を午後2時に変更、鹿児島純心大学も集合時間を遅らせ試験を行いました。
鹿児島市の平野部でも。
(内田直之アナウンサー)
「午前8時半を過ぎた。この時間になってかなり雪が強くなた。私が差しているこの傘も、ものの数十秒で積もり始めた」
心 配されたほど雪は積もりませんでしたが、通勤、通学にも影響が出ました。
(通勤途中の人)
「川内から通勤しているが、JRがどうかな?と思い、朝、気にしながらの通勤だった」
(内田直之アナウンサー)
「鹿児島市交通局、市電は調整中となっている。市電は朝から運行見合わせとなっている」
(利用者)
「私は今から市役所に行くが電車が、来なければバスで行こうかなと」
市電はこの後、午後0時半ごろ再開されました。
鹿児島市内の路線バスは、南国交通が始発から運転を見合わせましたが、正午以降、順次、再開しました。
こちらは、埼玉から訪れた旅行客。南国で出会った雪に驚いていました。
(埼玉からの観光客)
「まさかこっちで雪が見られるとは。タクシーの運転手にも運が良かったねと言われて。雪の桜島が見られました」
その雪化粧した桜島。5日は、半分近くまで雪が積もっていました。5日の鹿児島市の最低気温は、今シーズン最も低い0.5℃。陸と海の極端な温度差で発生する「気嵐」が立ち込めるなか、桜島フェリーが行きかっていました。
そんな中、カー用品店を訪ねると…
(オートバックス鹿児島城南店・帖佐亮フロアマネージャー)
「非金属タイプ、ゴム製のチェーン。在庫はあるが軽自動車はここだけ」
4日と3日だけで、タイヤのチェーンが300個近く売れたそうです。5日も次々と客が訪れ、装着方法を教わる人が多く見られました。
(客)
「ちょっと難しいなと思ったが1回教えてもらったのが良かった。ちょっと準備が足りなかったなと思った」
簡単に装着できて、買い求めやすい布タイプのチェーンも完売間近でした。
農作物への影響も心配です。指宿市では、雪の重さに耐えかねたネットがスナップエンドウもろとも倒れてしまいました。
(農家)
「涙が出る。せっかく成長した。これから収穫だったが、この雪でがっかり。でも頑張らないと」
スナップエンドウやソラマメは、今後の寒さ次第で霜焼けの被害が心配されるということです。
薩摩地方の山地と平地、大隅地方の山地では、6日の明け方にかけて再び大雪になる恐れがあります。積雪や路面の凍結には引き続き、注意が必要です。
5日朝7時ごろ。北薩、出水市では、雪国のような世界が広がっていました。この冬、一番の強い寒気が流れ込み、薩摩地方には大雪警報が。伊佐市では6センチの積雪が観測されました。
遠くシベリアから冬を越すためにやってきたツルたちにとって、南国での予期せぬ雪は少し残念そう。
おおしゃはぎだったのが子どもたちです。降り続く雪をものともせず、雪遊びを楽しんでいました。
(小学生)
「楽しいです!長年待ち望んだ雪です」
鹿児島市の高台でも大雪が…
(横山あさみアナウンサー)
「鹿児島市牟礼岡。あたり一面銀世界が広がっている。公園のベンチだがこのように手首まで埋まってしまうほど雪が積もっている」
鹿児島市では2年ぶりに2センチの積雪を観測。車を出せず、雪かきに追われる人もいました。
(牟礼岡の住民)
「下手すれば午前中いっぱいかかるかもしれない。水道業なので(連絡が)きたら絶対動かないといけなくなる。でも自分たちが動けませんと言うしかない」
道路の凍結で、仕事に行けなかった人も多かったようです。
(牟礼岡の住民)
「道路がすごい凍っていて仕事に行けなかった。チェーンがなくて、たまたま切れちゃって、ノーマルタイヤで頑張ったが無理だった。牟礼岡みんな休んでいる、きょう」
影響は学校にも…。
(横山あさみアナウンサー)
「休校の吉田南中学校の校庭には、子どもたちの姿はない。雪遊びをした跡や足跡もなく、きれいな雪が積もったままになっている」
5日は、鹿児島市の小中学校13校が休校し、33校が登校時間を遅らせました。バスで通学する生徒が多い吉田南中学校は、路線バスが運休したため休校しました。
(吉田南中学校・河野和一教頭)
「やっぱり安全に来られるということを第一優先に考えての対応だった。4日は3時間目で授業を打ち切って、急いで給食をとらせて安全なうちに帰した」
受験にも影響が出ました。志學館大学が開始時刻を午後2時に変更、鹿児島純心大学も集合時間を遅らせ試験を行いました。
鹿児島市の平野部でも。
(内田直之アナウンサー)
「午前8時半を過ぎた。この時間になってかなり雪が強くなた。私が差しているこの傘も、ものの数十秒で積もり始めた」
心 配されたほど雪は積もりませんでしたが、通勤、通学にも影響が出ました。
(通勤途中の人)
「川内から通勤しているが、JRがどうかな?と思い、朝、気にしながらの通勤だった」
(内田直之アナウンサー)
「鹿児島市交通局、市電は調整中となっている。市電は朝から運行見合わせとなっている」
(利用者)
「私は今から市役所に行くが電車が、来なければバスで行こうかなと」
市電はこの後、午後0時半ごろ再開されました。
鹿児島市内の路線バスは、南国交通が始発から運転を見合わせましたが、正午以降、順次、再開しました。
こちらは、埼玉から訪れた旅行客。南国で出会った雪に驚いていました。
(埼玉からの観光客)
「まさかこっちで雪が見られるとは。タクシーの運転手にも運が良かったねと言われて。雪の桜島が見られました」
その雪化粧した桜島。5日は、半分近くまで雪が積もっていました。5日の鹿児島市の最低気温は、今シーズン最も低い0.5℃。陸と海の極端な温度差で発生する「気嵐」が立ち込めるなか、桜島フェリーが行きかっていました。
そんな中、カー用品店を訪ねると…
(オートバックス鹿児島城南店・帖佐亮フロアマネージャー)
「非金属タイプ、ゴム製のチェーン。在庫はあるが軽自動車はここだけ」
4日と3日だけで、タイヤのチェーンが300個近く売れたそうです。5日も次々と客が訪れ、装着方法を教わる人が多く見られました。
(客)
「ちょっと難しいなと思ったが1回教えてもらったのが良かった。ちょっと準備が足りなかったなと思った」
簡単に装着できて、買い求めやすい布タイプのチェーンも完売間近でした。
農作物への影響も心配です。指宿市では、雪の重さに耐えかねたネットがスナップエンドウもろとも倒れてしまいました。
(農家)
「涙が出る。せっかく成長した。これから収穫だったが、この雪でがっかり。でも頑張らないと」
スナップエンドウやソラマメは、今後の寒さ次第で霜焼けの被害が心配されるということです。
薩摩地方の山地と平地、大隅地方の山地では、6日の明け方にかけて再び大雪になる恐れがあります。積雪や路面の凍結には引き続き、注意が必要です。
最終更新日:2025年2月5日 19:37