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「錦江湾横断道路」実現へ決起大会 自民党・森山幹事長「何らかの形で予算が計上できるようにしたい」

2025年1月20日 19:40
「錦江湾横断道路」実現へ決起大会 自民党・森山幹事長「何らかの形で予算が計上できるようにしたい」
 約20年前から構想がある桜島と鹿児島市街地を結ぶ「錦江湾横断道路」の実現に向け機運を高めようと、桜島で決起大会が行われました。

 参加した自民党の森山裕幹事長は、国の「次期国土強靭化計画」で、「何らかの形で予算が計上できるようにしたい」と意欲を示しました。

 決起大会には、自民党の森山 裕幹事長や川内 博史衆議院議員など、約550人が参加しました。

 約20年前から構想されている、桜島と鹿児島市街地を結ぶ錦江湾横断道路。桜島が大規模噴火した際の避難経路としての役割や、救急医療体制の確保が期待されています。

 伊藤県政時代、県は、可能性調査を行い、一定の交通量や経済への波及効果が見込まれ、施工も技術的に可能という結果を出しています。そして県は4年前、錦江湾横断道路を将来的に整備が期待される「構想路線」に位置付けました。

 実現に向け、構想の推進を目指す4つの団体が去年、「錦江湾横断道路推進連携協議会」を発足。19日、決起大会に出席した自民党の森山 裕幹事長は横断道路の実現に向け訴えました。

(自民党・森山裕幹事長)
「命を守る道路として。鹿児島と大隅の発展を考えたときに極めて大事なルートであることを認識してみんなで頑張っていこうじゃないですか」

 大規模な自然災害に備える国の来年度からの「次期国土強靭化計画」で予算化できるよう働きかけていく考えを示しました。

(自民党・森山裕幹事長)
「次の計画にはしっかり何らかの形で予算が計上できるように皆さんと一緒に私も頑張って参ります。国会議員の一人として自民党の幹事長という立場でも頑張っていきたい」

 協議会は、今後も各地で署名活動などを行い、県民の理解を深めていきたいとしています。
最終更新日:2025年1月20日 21:03
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