【映像公開】「少しホッとしたところ」ホッキョクグマ赤ちゃん誕生から1か月〈仙台市・八木山動物公園〉
プールにダイブして子どもたちをいつも楽しませてくれるホッキョクグマのポーラ。
先月20日、オスのカイとの間に2頭の赤ちゃんが生まれた。
動物公園が設置したカメラにその姿が映ったのは2日後だった。
体重約300キロのポーラが生んだのは推定600~700グラムの2頭の赤ちゃん。
性別はまだ分かっていないという。
ホッキョクグマの子育てはとても難しく、20歳になるポーラも過去3度の出産では、赤ちゃんはいずれも生後間もなく命を落としている。
八木山動物公園ホッキョクグマ飼育担当山﨑槙さん
「大きく育つまでがまずとても難しいです。ただ1か月くらい順調に育てば少し安心できるかなと思っていますので少しほっとしたところです」
八木山動物公園では初めてとなるホッキョクグマの繁殖成功に向けて万全の体制を整えようと現在は展示を中止している。
順調に生育が進めば、5月頃に赤ちゃんの一般公開を予定している。