4日夜 原子炉「再起動」延期を発表 女川原発2号機は5日午前6時に「再起動」実施〈東北電力〉
12月26日頃に女川原発2号機からの本格的な送電を始める見通しを示している東北電力は、けさ、原子炉を「再起動」させたことを発表しました。
女川原発2号機は今年10月、13年7か月ぶりに再稼働した後 原子炉を止めて設備や機器の確認が進められてきた。
東北電力は、4日中に行う予定だった原子炉の「再起動」を延期したが、5日午前6時に「再起動」させたことを発表した。
原子炉内で発生した蒸気を冷却するための海水から、海藻などのごみを除去するフィルターの機能を持った装置について、ごみの除去などの確認作業に時間がかかった事が原因だということ。
今後は、制御棒を段階的に引き抜いて核分裂が安定的に続く「臨界」を確認したあと、12月26日頃から本格的な送電を始める予定。
最終更新日:2024年12月5日 12:37