【桜の便り】公園で花見会場準備 白石では早咲き「エドヒガン」開花(宮城)
サクラの名所 仙台市の「西公園」では、花見会場の準備が25日行われた。
また宮城県南の白石市からは、早くも「桜の便り」だ。
25日午前、白石市の常林寺では早咲きのエドヒガンの開花が確認された。
常林寺・内田正寿住職
「今まで寒々しい日々が続いてましたけれど、どんどん暖かくなる春の訪れを 感じることができると思いますので、サクラを眺めて頂ければと思います」
エドヒガンの開花は、平年より3日ほど早いという。
こちらは、仙台のサクラの名所「西公園」だ。
浅野航平アナウンサーリポート
「花はまだ開いていませんが、きょうは日中 コートもいらない暖かさ、つぼみも徐々に膨らみ、会場では皆さん協力して屋台の準備などが着々と進んでいます」
25日は屋台の出店者が集まり、来場者の動線上にマットを敷いていた。
「西公園」には、ソメイヨシノなどおよそ100本のサクラが植えられていて、去年は花見期間のおよそ2週間で6万5千人が来場した。
新型コロナの5類移行後初めての花見シーズンだが、桟敷席は感染症対策のため今年も中止になった。
一方で、キッチンカーの出店など新たな試みでさらなる集客を狙う。
出店者・白井 文一郎さん
「国際色豊かな食べ物屋さんもあるし昔ながらの屋台もあり、多種多様です。コロナ前の原点に戻って、これからです!」
一方、同じく仙台市中心部の「錦町公園」では、早咲きのコヒガンザクラが開花していて、写真を撮る人の姿が見られた。
訪れた人
「気持ちも上がり、とてもきれいだと思います」
仙台のサクラは、民間の気象会社ウェザーマップの予想では、開花が31日満開が4月4日となっている。