【困っている人に寄り添える思いやりある警察官に…】警察学校で「入校式」 小学校ではひと足早い「入学式」(宮城)
宮城・登米市の小学校では、ひと足早い入学式が行われた。
加賀野小学校の校庭のサクラは、まだつぼみだが一部は色づきはじめている。
真新しいランドセルを背負った新入生が、保護者と一緒に登校してきた。
新入生
「緊張しています。(Q学校で頑張りたいことは?)かけっこで1番になりたい」
「(頑張りたい授業は)国語! 漢字!」
「友達をいっぱい作りたいです。5人、10人作りたい」
入学式では、41人の新入生の一人一人の名前が呼ばれると、元気よく「はい」と返事をしていた。
佐藤宏明校長は「安心して毎日楽しく学校に来てください」と新入生を励ました。
加賀野小学校では、来週月曜日から早速授業を始めるために、ひと足早い入学式となった。
宮城県内のほとんどの小学校では、4月8日と9日に入学式が行われる予定。
「一同、礼」
一方、宮城・名取市の宮城県警察学校では、警察官や職員として採用された18歳~45歳の113人が入校式に臨んだ。
式では、宮城県警・原幸太郎本部長が「県民から信頼される警察官・警察職員に成長することを期待している」と訓示した。
そして、全員で宣誓を行い決意を新たにした。
「不偏不党かつ公平中正に警察職務の遂行に当たることを固く誓います」
富樫勝巡査
「親戚が交通事故で亡くなってし まい、悲惨な交通事故を1件でも減らしたいと考え、警察官を志しました」
吉川輝巡査
「困っている人に寄り添うことができる、思いやりのある警察官になりたい」
警察学校では、刑法や逮捕術など様々な知識や技能を身に付けるという。