繁華街の食品廃棄物を収集、電気で走る『EV車』仙台市が導入 収集過程でも“脱炭素”
仙台市は、繁華街の食品廃棄物の収集に電気で走るEV車を導入することになり、26日披露されました。
披露されたEVゴミ収集車です。
白壁里沙子アナウンサーリポート
「排気ガスを排出しないのはもちろん、従来のディーゼル車は特有のブルブルという音がしますが、電気自動車は全くと言っていいほど音がしません。静かです」
仙台市は、2030年度までの二酸化炭素排出ゼロを目指し、定禅寺通周辺の飲食店から出る食品廃棄物を収集しバイオマス燃料に活用しようという取り組みを、進めています。
この「収集過程」でも脱炭素を進めようと、EV車が導入されることになりました。
仙台市・環境局事業ごみ減量課 大須賀淳さん
「この事業に使うことで(EV車による)様々なデータを積み上げて、これを日本全国に、他都市にも活用頂くという形でいかしていきたい」
仙台市は、環境省の「脱炭素先行地域」に選定されていて、導入には国の交付金を活用したということです。
本格稼働は、4月1日の予定です。