【6月1日は「電波の日」】情報通信分野に貢献した東北の個人・団体を表彰 <震災>の行方不明者捜索に役立てる地中レーダー搭載の自動走行ロボット開発者も
6月1日の「電波の日」にあわせ、情報通信分野の発展に貢献した東北地域の個人や団体が表彰された。
「電波の日」は、1950年6月1日に電波法と放送法が施行されたことにちなみ、電波利用の発展に役立てようと制定された。
東北総合通信局では、毎年「電波の日」にあわせ、情報通信分野の発展に貢献した団体や個人を表彰していて、今年は8つの個人と団体が表彰された。
このうち、東北総合通信局長表彰に選ばれた仙台高専の園田潤教授は、地中レーダーを搭載した自動走行ロボットを開発し、東日本大震災の行方不明者捜索に役立てようとする研究が評価された。
仙台高等専門学校・園田潤教授
「より実用化に近づけるための高精度化、実際の現場で使えるようにするような研究を進めていきたい」
東北総合通信局では、今後 デジタルを活用した行政サービスの導入など、地方におけるDXを推進していくとしている。