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【もしもの時に備え「警察・消防・海保・自衛隊」4機関連携】離島で山火事を想定し訓練(宮城・塩釜市)

2024年2月28日 20:00
【もしもの時に備え「警察・消防・海保・自衛隊」4機関連携】離島で山火事を想定し訓練(宮城・塩釜市)

もしもの時に備え、組織間の垣根を越えた連携を確認した。

宮城・塩釜市の離島で、海保など4つの機関が山火事などを想定した訓練を行った。

訓練が行われた塩釜市の桂島は、およそ120人が住む離島。

防災無線「落雷により、山林火災が発生しました」

28日の訓練は、暴風や落雷で山火事が起きた想定行われ、まず島の消防団員が初期消火にあたる。

そして、島民に多数の負傷者が出たとの想定で、警察・消防・海保・自衛隊の4機関が連携して救助に駆け付ける。

この訓練は、「東日本大震災」をきっかけに始まったもので、訓練ではけが人の重篤度により優先順位を決めて搬送や処置を進めるトリアージの手順も確認した。

浅野航平アナウンサーリポート
「応急処置を受けた負傷者は、奥の船で本土側へ運ばれます。船と車を使って本土側の病院に着くまでにおよそ1時間かかるそうです」

宮城海上保安部・警備救難課 田中泰則課長
「離島という特殊性がありますので、そこは我々普段どのように備えておくべきか訓練を通じ確認した。今回も4機関で訓練し、練度が高まったと思う」

4機関では、今後も災害の想定を変えながら訓練を重ね、組織間の連携を強化する考えだ。

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