【4病院再編】『白紙撤回』求め市民団体が街頭活動 「東北労災病院」と「県立精神医療センター」移転・合築について(仙台市・宮城県庁前)
宮城県の「4病院再編」構想のうち、2つの病院の基本合意の協議を来年度に持ち越す意向を県が示していることに対し、市民団体が白紙撤回を求め街頭活動を行った。
25日朝、宮城県庁前では、メンバーが構想そのものの白紙撤回を求めるビラを配った。
県は、仙台市青葉区の「東北労災病院」と名取市の「県立精神医療センター」を富谷市に移転・合築する計画について、来年度に協議を持ち越す方針だ。
ともに市政をつくる仙台市民の会・新里宏二会長
「3月31日に交渉をやめて、一から出直してほしい。ゼロベースでやり直す、そういう英断を知事に求めたい」
市民団体は「精神医療センターの移転により、長年培ってきた宮城県南の精神医療が崩壊する」と、訴えていた。