養殖ギンザケ初入荷 去年より約20日遅く<女川魚市場>
2日午前4時半頃、女川魚市場に入荷したのは女川町の飯子浜や尾浦で養殖されたギンザケ約9トン。
女川町は養殖ギンザケ水揚げ日本一を誇り去年の水揚げ量が6100トンに上っている。
今シーズンは海水温が高い影響で高温に弱い稚魚をいけすに入れる作業がずれ込むなどしたため去年より20日ほど震災後、最も遅い入荷となった。入札は初日のご祝儀相場もあって最高値はキロあたり1130円と去年より1割ほど高値で取り引きされた。
女川魚市場 丹野秀之専務
「今年もまずまずのギンザケが水揚げされましたのでこれから楽しみですね」
養殖ギンザケは6月末まで水揚げが行われ今シーズンは稚魚が減っているため去年より900トンほど少ない5200トンの水揚げ量を見込んでいる。
最終更新日:2024年4月2日 17:00