フカヒレに…約1万枚のサメ尾びれを天日干し、今季は良い条件「最高のものができる」宮城・気仙沼
宮城県気仙沼市内にある水産加工会社には地元で水揚げされたアオザメやヨシキリザメの尾びれ約1万枚が天日にさらされている。
しっかりと乾燥させるため、従業員が1枚1枚を裏返す作業が行う。
サメの身は傷みやすいため、天日干しは冷たい風が吹くこの時期が最盛期となっている。
3か月ほど乾燥させると水分が抜け凝縮されたうまみと独特の食感が生まれる。
今シーズンはフカヒレにとって良い条件が揃ったという。
中華高橋水産 干し場の責任者
「寒さ、あと室根おろしという乾いた風、あと天気、この3つで すね。出来としては最高のものができると思いますよ」
作業は4月下旬まで続き、主に首都圏のホテルや料理店などに出荷されるという。
最終更新日:2025年2月4日 12:05