<2006年以降で”過去最多”更新>小児科での「マイコプラズマ肺炎」患者 「手足口病」も依然”警報レベル”(宮城県)
宮城県内の小児科での「マイコプラズマ肺炎」患者数が、記録が確認できる2006年以降で”過去最多”を更新した。
また「手足口病」は、依然として”警報レベル”が続いている。
宮城県の定点調査によると、10月20日までの1週間の小児科での「マイコプラズマ肺炎」患者数は196人と、記録が確認できる2006年以降最も多い人数を更新した。
子どもの感染が多く、長引く咳と発熱が特徴で、全国的にも感染が拡大していることから、宮城県は飛沫感染を防ぐための咳エチケットや石けん・流水での手洗いを呼びかけている。
一方、同じく子どもの感染が多い「手足口病」の患者数は、1医療機関あたり21.36人と前週から減少したが、依然”警報レベルを”上回っている。
県によると、夏かぜの一種である「手足口病」が今の時期でも多いのはまれだとして、タオルの使いまわしを避けるなど対策をしてほしいと話している。