「りんご病」宮城県全域に警報発表 気仙沼地域で患者数↑ 頬に赤い発疹 風邪のような症状<宮城>
宮城県の定点調査(今月15日までの1週間)によると、気仙沼保健所管内の「伝染性紅斑=りんご病」の患者数が「4.50人/医療機関」となり、警報開始基準の2人を超えた。これを受けて、県は全域に警報を発表し注意を呼びかけている。
「りんご病」は感染すると風邪のような症状が現れたのち、名前の由来でもある〝頬に赤い発疹〟が見られるもので、就学前後の子どもに感染しやすい。宮城県内では2018年にも同じく気仙沼保健所管内で警報レベルを超えたことがある。
宮城県は「全国的にも感染者が増加している傾向にある」として、咳エチケットや石けんと流水による手洗いといった基本的な感染対策を呼びかけている。
最終更新日:2024年9月19日 21:15