<震災について考える…>高校生が”震災復興祈念公園”で防災学習(宮城・南三陸町)
宮城・南三陸町の震災復興祈念公園では、地元の高校生が震災について考える防災学習が行われた。
この防災学習は、地元のまちづくり協議会が去年に続いて開いたもので、南三陸高校の1年生46人が参加した。
生徒達は、協議会のメンバーの案内で公園内を巡った。
43人が犠牲となった旧防災庁舎前では、今年 町有化されるまでの経緯を学んだ。
志津川地区まちづくり協議会・及川渉会長
「震災遺構として残していきたいということで、町に所有権が戻っ たということになります」
また、災害時の避難場所として設置された高さ20メートルの祈りの丘ではベンチの中にテントや毛布などの備蓄品があることを確認した。
南三陸高校1年生
「津波とか震災が起きた時には、自分が避難場所に誘導できるように、適切な対処をしていきたいと思っています」
まちづくり協議会では、こうした活動を通じ公園を有効に活用したいと話していた。