鳴子温泉に新たなイラスト案内板! 温泉と生きる地域の姿を観光客にも伝えたい
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温泉が地域生活と深く結びついていることを観光で訪れる人たちにも知ってほしいと、鳴子まちづくり株式会社が設置したもので、大崎市の関係者や地元宿泊事業者などが参加してお披露目式を行った。
案内板には、温泉のめぐみをもたらす鳴子火山群の紹介や、設置場所近くにある下地獄源泉が地熱の研究のために開発され、その後旧鳴子町に寄贈されたものであることなどが記されている。二次元コードを読み込むと英語版と中国語版を見ることも可能。
火山群の麓に広がる温泉街を描いた透明感あるイラストは、仙台市在住のイラストレーター佐久間誉之氏が手掛けたもの。山に登って温泉街を見渡すなど、制作にあたっては街の息吹を大切にし、半年をかけて実際の家並みに近いイラストに仕上げたという。佐久間氏は、過去に何度も訪れた鳴子だが今回あらためてその美しさや力強さを実感したと話す。
設置した鳴子まちづくり株式会社取締役の齋藤理さんは、多くの人が鳴子温泉に親しみを持ち、街を好きになってもらうきっかけになればと話している。