警察によると3日午前4時頃、宮城県加美町の住宅で、敷地内のニワトリ小屋から立ち去るクマを住人が目撃した。住人が現場を確認すると、小屋は破壊され、6羽いたニワトリのうち、1羽が死んだ状態だったという。これまでにケガ人などはいない。目撃者によるとクマは体長1ｍほどで、警察はパトロールを強化するとともに、周辺地域に警戒を呼びかけている。
宮城県内では目撃情報の急増を受けて、県内全域に「クマ出没警報」を出していて、目撃情報があった場所に不用意に近づかないことや、山菜採りなどで山に入るのは控えることなどを呼びかけている。