大船渡の山火事、発生からまもなく1週間…気仙沼市に”緊急消防援助隊”の宿泊拠点を設置(宮城)
岩手・大船渡市の大規模な山火事は、発生からまもなく1週間となるなか、宮城・気仙沼市内には各地から集まった緊急消防援助隊の宿泊拠点が設置されました。
岩手・大船渡市の山火事は、発生から7日目も被害が拡大していて、平成以降 国内で最大規模となっています。
各地から派遣された緊急消防援助隊は2043人にのぼり、このうち神奈川県内の部隊344人は、3日から気仙沼市内の体育館を拠点としています。
隊員たちは、体育館の中に設けた仮設ベッドで寝泊まりし、交代制で大船渡市に向かうということです。
緊急消防援助隊・神奈川県大隊 三瓶貢副隊長
「かなり広範囲な山火事ですので、過酷な現場活動が強いられておりますが、神奈川県の各本部の力を集結して被害の軽減に努めたい」
気仙沼市は、体育館を貸し出すとともに、4日から現地に職員を派遣し、支援物資の仕分け作業などをサポートしているということです。
最終更新日:2025年3月4日 19:00