宮城・色麻町では、主力品種の「ひとめぼれ」を中心に新米の品質検査が行われている。

色麻町にあるJA加美よつばの倉庫には、管内19の農家が今週に入り収穫した主力品種の「ひとめぼれ」や「まなむすめ」、合わせて60トン余りが並んだ。

13日は、運び込まれた米袋からサンプルを抜き取り、JAの検査員がコメの透明感やツヤなどを確認したほか、専用の機械を使って水分量を調べた。

JAによると、去年は猛暑の影響でコメが白く濁る白濁米が多発し、一等米比率は85.1パーセントだったが、今年は朝晩の寒暖差や雨も適度に降ったことから例年並みの95パーセント前後を見込んでいるという。

JA加美よつば・米穀課　青砥幸英課長
「たいへん粒張りが良く、良いものが出来たなと思います。ツヤが良くて大変美味しそうに出来ているなという感じがしています」

検査を終えたコメは、9月19日から地元の直売所や宮城県内のスーパーなどに並ぶという。