仙台市消防局は、今年4月に発生したメガソーラー発電所での火災について、発電装置の一部から出火して枯草に燃え移ったとする調査結果を公表した。

この火災は、今年4月　仙台市青葉区芋沢の『西仙台ゴルフ場メガソーラー発電所』で太陽光パネル355枚や4キロメートル分の配線、それに枯草4ヘクタールなどが焼けたもの。鎮火に、22時間を要した。

10日、仙台市消防局はパワーコンディショナーという電流の変換装置のコンデンサが何らかの要因により過熱・発火、燃えたまま地面に落下し枯草に延焼したとする調査結果を公表した。

この装置は、発電所内に400台設置されていたという。

『西仙台ゴルフ場メガソーラー発電所』は、現在　操業停止している。

仙台市には、現在40か所のメガソーラー施設があるが、大規模火災は今回が初めてで、市は事業者に適切な維持管理を行うよう指導するとしている。