仙台市が「ゼビオアリーナ仙台」にスケートリンクの開設をする方針示す中、宮城県内の競技団体が競技人口拡大のため、一般解放などを仙台市長に要望した。

仙台市役所を27日に訪れ要望を行ったのは、宮城県内のスケート、アイスホッケー、カーリング3つの競技団体で、最初に仙台市のリンク開設の方針に対し感謝を伝えた。

仙台市は「ゼビオアリーナ仙台」を改修し、国際基準に対応した通年型のスケートリンクを開設する方針だ。
しかし、アイスショーなどが主な利用で一般開放を想定していない。

要望では、競技人口拡大のため市民が利用しやすい料金で、一般にもリンクを開放することなど、更なる環境の充実に向けた5項目を求めた。

宮城県スケート連盟・赤間弘記会長
「一般開放をして、スケート人口を増やしてもらいたい。 練習環境を、改善してほしい」

仙台市・郡市長
「フィギュアスケート発祥の地であり、国際的な活躍をする選手を輩出していることは、まさに（誇り）。スケート環境の充実は、重要なテーマだと思っていたところです」

仙台市は、スケートリンクの利用開始時期を2025年4月以降としている。