「ゼビオアリーナ仙台」仙台市が土地購入を含め検討 建物は企業から寄付予定 現在の土地所有者は都市再生機構
通年で滑走できる「スケートリンク」としても整備される方針が示された「ゼビオアリーナ仙台」について、仙台市は所有者から土地を購入する可能性を示した。
これは19日、仙台市が市議会・常任委員会で説明したものだ。
「ゼビオアリーナ仙台」は、ゼビオ側が通年で滑走できるスケートリンクとして建物を改修し、仙台市に寄付される予定だ。
「ゼビオアリーナ仙台」の土地は、現在ゼビオホールディングスが所有者の都市再生機構から2030年11月まで借りる契約となっている。
仙台市は、建物の寄付を受けた段階でゼビオ側から借地権も引き継ぐ予定で、契約満了以降は土地の購入も含めて検討していくという。
また、「仙台89ERS」が2026年シーズンから新たなリーグ「Bプレミア」参入を目指していることから、仙台市は今回のアリーナ改修に合わせて参入条件の1つとなる5000席以上の確保も検討していく考えを示した。