【オリンピック・メダリスト】仙台市出身の卓球「張本智和」選手 地元の高校生たちと交流 「パリオリンピック」に向け強い決意も(仙台市)
仙台市出身で「東京オリンピック卓球男子団体・銅メダリスト」の張本智和選手が、仙台市内のスポーツクラブを訪れ、地元の高校生たちと交流した。
そして、夏に控えた「パリオリンピック」に向けて、強い決意を語った。
18日の仙台市若林区のスポーツクラブ。
多くの人が待ちわびる中、登場したのは…。
「張本智和選手です!」
「東京オリンピック卓球男子団体」で「銅メダル」を獲得した、仙台市出身の張本智和選手だ。
18日は、スポーツクラブの会員や卓球部に所属する高校生などおよそ100人が招かれ、卓球教室が開かれた。
まず、あいさつ代わりに卓球台の端に置かれた球を打ち落とす「的当て」を、披露。
「おおー」
その後、ラケットの使い方や腰を落としたレシーブの体勢など、卓球の基本的なポイントをレクチャーした後、会場に集まった参加者とのラリーに臨んだ。
オリンピックメダリストと卓球をする滅多にできない経験に、会場は笑顔に包まれていたが、中には張本選手を本気にさせる参加者もいた。
張本選手「本能ですかね。2回返されて、1球くらいサービスエース取りたかったんですけど、3球目も完璧に返されてしまって。あの方の顔を忘れられないですね」
最後に設けられた質問コーナーでは、張本選手のあの特徴的な「雄たけび」について質問が出た。
男性「チョレイってどういう意味なんですか?」
張本選手「最初はそう言っている自覚がなくて自分もニュースを見て、チョレイって言っているんだと。本当に意味はなくてただただそうなった」「チョレイ!」
聖ウルスラ学院英智高校・佐藤さくらさん「すごくオーラがあって、すごくかっこいいなと思いました。回転もすごいしスピードも速くて分かりにくくて、さすが世界の選手ってすごいなと思いました」
男性「すごく応援していたので、光栄な経験ができた。貴重な経験でした。すごく楽しかったです!」
張本選手「仙台駅を見た時には懐かしい気持ちになりましたし、いつも帰ってくる時は落ち着く気持ちになるので、またこうやって帰って来られて嬉しいです。会話することやラリーすることで、より絆が深まったと思います」
最後に、来年夏に控えた「パリオリンピック」に向けて強い決意を語った。
張本選手「僕にとって2度目のオリンピックなので、前回は団体の銅メダルを獲れましたが、僕にとって満足のいく大会ではなかったので、必ず来年金メダルを仙台に持ち帰れるように頑張りたいと思います」