【例年より雪が少なく「渇水」懸念】ダム貯水量などを情報共有し渇水に備える会議(仙台市)
暖冬の影響で、例年より雪が少なく河川やダムの渇水が懸念されている。
ダムの貯水量などを情報共有し渇水に備える会議が、21日仙台市内で開かれた。
この会議は、3月14日に「渇水対策本部」を設置した東北地方整備局が開いたもので、国や県、阿武隈川下流と名取川流域の市と町の担当者などが、七ヶ宿ダムや釜房ダムの貯水量や河川の水量を確認した。
七ヶ宿ダムや釜房ダムの貯水量は、現時点で渇水となる目安量を上回っているものの、4月以降 水田の代かきなどが始まると農業用水の利用が増え、渇水が懸念されるという。
仙台河川国道事務所・金真一郎副所長
「渇水となった場合には、私たちから情報を提供させていただきますので、 節水に心がけていただければ」
東北地方整備局では「関係機関と協力して水を大切に使っていきたい」と、している。