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仙台ライドシェア第1号 初日の助手席に記者が密着「早く初注文欲しいですね」

2024年6月10日 19:40
仙台ライドシェア第1号 初日の助手席に記者が密着「早く初注文欲しいですね」

仙台でライドシェアが許可された時間帯は、タクシーが不足する金曜日夕方の午後4時台~7時台と土曜日未明の午前0時台~3時台。

運行初日となった先週金曜日は運行主体となるタクシー会社5社の車両が仙台でのライドシェア1号として稼働した。
こちらの会社では普段は内勤の仕事をしてる社員がマイカーを使ってライドシェアを行った。

乗客の予約は配車アプリで


ライドシェアを運行 仙台中央タクシー早坂健一さん
「タクシーと同じなので、中の清掃をきれいにしようと思いました。注文が来るとそこに金額が出てどういったお客様ですよっていうデータが画面上に出てきます」
記者「早く初注文欲しいですね」
「欲しいです、欲しいですね~」

スマホの配車アプリで乗客から予約が入るとドライバーに通知される仕組みだ。
市内を走ることおよそ2時間…
だったが、残念ながらこの日の利用客はいなかった。

ミヤギテレビの取材ではタクシー会社5社で金曜日夕方に12台が稼働しあわせて23回の乗車があったという。
また8日(土)未明には6台が稼働し乗車は3回だった。

ライドシェアを運行 仙台中央タクシー早坂健一さん
「お客様のニーズがあるのであれば運行していきたいとは思います。全体的にみればタクシーの過渡期ですからこれが第一歩じゃないですかね」

初日は配車アプリの種類によっても利用回数にばらつきがあり、タクシー会社からは一般ドライバーを雇用した後の採算面について不安の声も聞かれた。

仙台でもスタートを切ったライドシェア。今後の行方が注目される。

ミヤギテレビのニュース