【「政務活動費」について改善求める】「仙台市民オンブズマン」 仙台市議会「政務活動費」の使い方について意見書
「仙台市民オンブズマン」は、仙台市議会の「政務活動費」の使い方について改善を求める意見書を提出した。
26日午後、仙台市議会事務局を訪れ意見書を提出した「仙台市民オンブズマン」。
市議会の「政務活動費」の一部に違法な支出があるとして、2008年から4つの訴訟を起こし、おととし12月までに終結している。
仙台高裁の判決では、議員の広報紙やホームページに関する費用の支出は「2分の1を上限とするのが相当」としている。
しかし、市議会ではその後も裁判所の判断に従った「政務活動費」の運用が行われていないとして、改善を求めている。
仙台市民オンブズマン・石上雄介事務局長「我々からこれまでの裁判の内容を精査して共通項を見出したのでこれで改正したらどうですか?と投げかけた」
仙台市議会の事務局では「意見書を、議長と副議長に伝える」としている。