イベント会社「ステンテール」新型コロナ助成金、約5000万円不正受給 返還の意思示す
仙台市青葉区のイベント会社「ステンテール」が新型コロナに伴う雇用調整助成金など5000万円あまりを不正受給していたことが分かった。
宮城労働局によると、不正受給が明らかになったのはコンサートの設営や運営などを行う青葉区のイベント会社「ステンテール」。
ステンテールは2020年6月から2021年5月にかけて、従業員が休んだというウソの書類を提出し、新型コロナに伴う国からの雇用調整助成金などあわせて5195万5648円を不正受給していた。
宮城労働局に対し、ステンテールは返還の意思を示していて、すでに一部を返しているという。
県内の新型コロナに伴う国からの助成金の不正受給は先月末時点で80事業所、約19億6千万円にのぼっている。
最終更新日:2025年3月18日 18:45