【なんと3千万円相当】匿名男性が「金塊3キロ」を寄付(宮城・大崎市)
大崎市は、匿名の男性からおよそ3千万円相当にあたる金塊3キロの寄付を19日受けたことを、明らかにした。
市は、男性の意向を受けて、中心市街地の環境整備に活用するとしている。
大崎市に寄付されたのは3キロの金塊で、重さ1キロと500グラムの金塊がそれぞれ2本ずつ。
19日現在の価格でおよそ3千万円相当だという。
大崎市によると、寄付した男性は、19日午後 事前に連絡をした上で妻とともに大崎市役所を訪れ、伊藤康志市長らと面会。
祝儀袋に入れた3キロの金塊を寄付した。
立ち会った大崎市総務部・赤間幸人部長「ご確認くださいという事で申し出がありましたので、その場で開封いたしまして、しかるべき厳重にしまったという事でございます。何気なく持ったら、けっこう重くてズシッときました。この金塊をやはり有効に使わなければいけないと、こちら側の責任の重みも、あわせて金塊と一緒に感じました」
寄付した男性は、匿名を希望し「多くの市民が安らげる環境整備などに充ててほしい」と話したという。
大崎市総務部・赤間幸人部長「ゆくゆくは寄付者の意向に沿った小さい公園・ポケットパークであるとかそういったものの整備に利用していきたい。その整備をする事が恩返しにつながるのかなと考えています」
大崎市は、今後 寄付された金塊を現金化し、公園の整備などまちづくり事業に充てる方針x。
金は「有事の安全資産」とされ、イスラエル・パレスチナ情勢の緊迫化を受けて、10月過去最高値を更新している。